仏教講座スケジュール

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出家体験記『ブッダを探して』灼熱インド編スタート

      興道の里 くさなぎ龍瞬の寺子屋        

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2555/2012年が始まりました。本年もよろしくお願いします。

     出家、日本をゆく     
ブログ日記 1月12日(木)

新年あけてはや二週間が立つ。
各地の教室・講座も再開だ。今日は巣鴨に行って来た。

巣鴨の会は、年齢層がお高い。
ほとんどが60代以上で、中には90に届こうという方もいる。

みな熱心で、仏教への関心もお高い。
仏教がまだ生活の中にあった古き時代を知っておられる方が多い。
真剣なまなざしで耳を傾けて下さる。

みなさん一日でも長く、お元気で、長くお顔を見せてほしいと思う。

こうして出会い、つながりあるこのあやうい奇跡を、大切にしたいと願う。

正直、出家前は、つながりなるものの尊さを意識することはあまりなかった。

出家して、自分のかつての心を抜けて、
たどり着いた心の土台、心の軸をすえてみると、

つながりなるものの深く貴く、それでいてあまりに細く精妙なさまに、
心打たれる思いがする。

このつながりを、せめて善きものに、美しきものに創りたい。

つながりというのは、直接会える関係だけではない。

ときに長らく会えないこともあるし、その理由が好ましくない、
感情的なもの、すれちがいであることもあるだろう。

しかし、現実の距離は本質的な問題ではないように思う。

ただこの世界に、この今瞬間のこの時間に、同じ宇宙に(といったら大げさか)、
命を共にしているという、

ひとつの“現象としてのつながり”こそが、尊いのではなかろうか。

たしかに、つながっている――それは「現象」と呼んでいい。
心の目によって見えたり見えなかったりする、精妙な現象である。

会えようと会えまいと、すべての命はつながっている。

そのことを感じ取れたとき、心は開かれる――

開かれた命――

それもまた、ひとがめざしていい、めざす価値ある境地ではないか。

いささか大仰にすぎたかも。
とにかく、この国で出会うみんなが幸せであることを願おう。

***
巣鴨の話は、空海に入った。

讃岐瀬戸内の浜で天真爛漫に育った、「貴物」(とうともの)とよばれた俊才の少年。
18で官吏養成機関「大学」に入って、違和感・失望に呑まれて、
ついに中退してしまう。
居場所なき放浪者となり、山岳に修行し、最後にたどり着いたのが仏教だ。

「なんだか飛び出すの、多いなあ(^^;)」

それが日本仏教の高僧・御開祖たちの生きざまをたどって感じること。

空海師も、最澄師も、さかのぼれば玄奘三蔵も、行基聖も、
みな飛び出している。当時のアウトロー。
「もがきもがき、泣く泣く」は佐々井師の言葉だ。

これがほんとの出家の生きざまなのね。
心強い(笑)