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みちのく旅日記5 ~今度はただ会いに行こう

5月31日
夕刻、石巻をあとにする。

ありがとうございました――と合掌。

今回の旅は、誤解を招く表現かもしれないが、とても楽しかった。
それまでまったく見知らぬところで生きていた方々と、めぐり逢うことができたから。

今の私の心には、今回お会いした方々の一人ひとり、すべての人が、とても身近な存在としてある。

次回お会いしたときは、友人として会うことができる。
それがとても嬉しくありがたい。


○友として関わっていくというのは、どういうことなのだろう――

ひとの心が止まってしまったとき、
悲しみを抱えているときに、

その思いをそのままに、ひとつの時間を共にすることではないのだろうか。

ただ話をするだけで、聞くだけでいい。話題はいろいろあっていい。

そうやって、ひとときを一緒にすごせるだけで、いいのではなかろうか。


○わたしがどんなに想像しても、
あの震災のこと、
大切なものを失ったこと、
小さな頃から過ごしてきた愛着ある土地・家を失ったことの思い(感情)は、

やっぱりどうしてもわからないだろう。

生きている間にわかることなんてかぎりなく少ない。

まして、それがひとの心、人生であるならば、いっそう、はかりしれなく、わかることは難しいのだ。

わたしはその事実を受け入れようと思う。


○わたしがせめてできることは、

これからを、よい友として、よき言葉・よき思いを交わしあっていくことではないか。

過去は過去のままに、
ただ新しい出会い・つながりを生きていく。

その、ともに生きていく時間が、

そのまま新しい命、新しい希望へと育っていってくれるかもしれない。

そうあってほしいと思う。

つながりこそが、希望なんだ。

●残された時間をともに生きていけること――

それはいちばんの幸せのような気がする。

「こないだはどうも」と笑顔で次回お会いできることがありがたい。これが今回の授かりもの。

そうしよう。


ただ会いにいこう――。