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インドでヨレヨレ現場監督PART2

1月21日 
ほとんど動きは“ハイシニア”である。風邪と称しうる症状はすべて起きていると言っていいかも(梅干がゆが食べたいよ~)。

今日は地下水の汲み上げ工事を敢行。

2日前に、隣の町から「ババジー(掘り当て師?)」と呼ばれる老人がやってきた。どこを掘れば地下水を当てられるか預言することを職業としている人。

長い白ひげをたくわえ、黄色のターバンを巻き、目にはいささか人間離れした妖しい光が……それはない。

彼にどこに穴を掘るか当ててもらうのだという(インドの村では恒例らしい^□^;)。

老人、何をするのかと思ったら、手のひらに収まるくらいの黒い円盤(黒のオレオ?みたいなのがあるでしょ、クッキーの。あんなの)を火であぶりだした。白い煙が上がると、その円盤を掌におさめて、ゆらゆら揺らしつつ、ブツブツいいながら、広い敷地のあちこちをうつむきながら歩き始めた。

その後ろを、ラケシュほか村人たちがおごそかな面持ちでついて歩く。

老人が、ある地点でぴたと立ち止まる。そこで神の啓示を受けたかのようにうやうやしくしゃがみこむ。そして確信のこもった表情で私たちを見上げて言うのである。

「ここを掘るがよい、80フィートも掘れば、地下水があふれでてくるであろう」(ラケシュの通訳)

さて、、、、どーすんの? 言われたとおり掘るか?

老人の成功確率は?と村人に聞くと、「フィフティフィフティ」(半々)だという。それって、当たってないんじゃないの?

広大な土地の一点を当てるのって難しい。

私は妙なカンが働くときがあって、たとえばひとを探しに未知の場所にいくと、空の方角が「こっちだよ」と示してくれているときがある(どう見えるかはいわないでおきます)。そっちにためらいなく歩いていくと、ほんとにその人の家があったりする(目の当たりにした人が教室にいたでしょう?)。

昔は1万人に1人という旅行クーポンが当たったりとか、もっと遡れば小学3年のときに当たりくじつきアイスを13回連続で当てたりと、けっこうクジ運が強かったところがある。

そのカンがはたらかないものかなあと大地を見渡してみたが、まったくピンと来ない(風邪さえひいていなければあるいは・・・と思ったり)。

こーゆーときに“スーパーアイ”なるものがあればなあ、と夢想したり(機内で映画マン・オブ・スチールを見ちゃった単純な影響)。

結局、現地の連中と話し合って、ちがう一角を選んだ。緑がそこだけ生えている。でも、彼らが掘り出したとき、(ちがうなあ)という感じがあった。

掘る場所に、ロウソクと線香を立てて、花びらとかお香とかをはらはらとまいて、みなでお経をとなえる。これもインドの慣習である。

で、その場所に、巨大な掘削機を乗せたダンプがガランガランと音を響かせて後ろ向きに入ってくる。

で、ドリル開始。油圧で動くのだが、つまっているのか何なのか、恐竜の叫び声みたいな超バカでかい高音を弾かせる。で黒煙をもうもうと吹き上げる。

こんなにもドでかいダンプからこれほどの巨音を真上で発されると、さすがに身の危険を感じるほどである。

トランスフォーマーが本物だったり、エヴァンゲリオンの実物が間近で例の雄叫びをあげたらかなりコワイぞ、と妄想したり(やっぱり風邪を引いてます)。

直径20センチ、全長3mくらいの金属の筒を地中にドリルしながら埋めていく。地中の土がごりごりと出てくる。そのうち土が灰白質の粉になる。

350フィート(550メートル?)も掘ったか。で、結果は・・・・

水は出てこず。一滴も……。

おお神よ――(風邪のせいです)。

残念である。当たれば、水が豪快に吹き出してくるのだそうだ。

ドリル工事はけっこうな額がかかるので、いちかばちかの賭けにでる村人は多くない。

今回は、ウダサの村人が水不足で苦しんでいるので(ほんとに水がない)、なんとか生活をラクにしてあげたいという小田会長のご厚意によって実現できた。

当たれば、村人に大いにプラスになったのだが、、、。

しかし、この地は水が乏しい。川の水さえ乾季にはひとつきくらい干上がってしまう。

問題山積みである。
この水プロジェクトがうまくいきますように――。