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大切にしたいひとりの時間

今回は半分ひとりごと――。
 

今日は、久しぶりに外に出かける用事がなく、自室でゆっくりと作業していました。
 

独りの時間に見えてくるものというのは、深くて広い世界です。
普段忙しく過ごしている時間にはなかなか届かない世界。
 

海深くまで素潜りする感覚に似ているのかもしれません。
 

そういう時に感じるものというのは、海面に出た状態、つまり日常生活においては語れないし、感じ取れないもの。
 

言葉から離れたときにしか見えてこないものって、ありますね。
 

世の中には、仏教や宗教を語る言葉はたくさんあるけれど、どの言葉もいかに俗にまみれていることか(私自身の言葉ももちろん含めて^^;)。
 

真理・真実を語る言葉の数々が、どれだけ軽く、ただの観念・妄想にまみれてしまっていることか。
 

世にあふれる多くの言葉は、目的を見失った「さまよえる言葉」のように映ります。
 

語れば語るほど自身が迷う。聞けば聞くほど迷いに呑まれる。
 

見渡せば、テレビ・雑誌・週刊誌・インターネット・人々の言葉――どの方角にも文字と音が溢れているけれども、しかしそのうちのどれくらいの言葉が、「目的」を意識して語られているのだろう。
 

その言葉はどこに向かうのか。
その言葉をもってどこにたどりつこうというのか。
 

目的なき言葉は、ただの音――気にする必要なんかない、のかもしれない。
 

少なくとも――言葉を発するときは、目的をセットで考えたいと思っています。
 

そして、目的と離れた言葉も当然必要なのが人生だから、そういう言葉に触れているときは、目的と離れているという事実に気づきたいと思っています。
 

マザー・テレサは毎朝4時にひとり神に祈ったというし、
お寺での瞑想生活もまた朝3、4時にはおきて、意識の深いところに入っていく。
 

そういう時間も大切ですね。
ひとりの時間は大切にしたい。
 

ちなみに、日常においても、そういう深く広い世界に届く瞬間があります――それが法事。亡くなった誰かに祈りを捧げるとき。
 

自分自身が深いところに通じていないと、ほんとの祈り(仏教では経を詠むときがこれにあたります)を発することはできない。
 

だからやっぱり、深いところに届いている必要がある。
そのための瞑想であり、独りの時間なのかもしれない。
 


法事をつかさどるというのは、ひとさまの手術を受け持つくらいに、じつは責任重大なのです。重たいことなのです。
 

故人と生者とをつなぐ役割を負うのですから。
つながりという命がかかっているのですから。
 

その重たさを引き受けて、その時間を真実へと変える。
そういう(誤解を招く表現かもしれないけど)“法力”が必要なのです。
 

そういう力を維持する努力をも続けなければいけない毎日です。
 

あなたの今日一日はどんな日でしたか――?

明日もまた善き日でありますように。
おやすみなさいませ。