仏教講座スケジュール

●古い仏教のイメージから自由になりましょう。心の苦悩・現実の課題を越えてゆくことが、最も大事なこと。思い込みを捨てた時に、ブッダの教えの真髄がみえてきます。
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夏の始まり3 三重松阪へ

教室日程
●8月 2日(土)14:00 ~ 16:30
おとなの寺子屋 実用仏教編 ★人間関係を改善する3つの基本テクニック  神楽坂
●8月 2日(土)18:00 ~ 20:00
お坊さんが教えるこんな仏教の活かし方・原始仏教編 ☆サブテーマ:自分を見失わない方法&人間関係を改善する3つの基本テクニック
●8月 3日(日)10:00 ~ 12:00
座禅エクササイズ 神楽坂
●8月3日(日)13:00 ~ 16:00
日曜午後のゆっくり仏教学習会 第1日曜クラス 
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7月21日夕刻に、三重松阪へ。

ここは、興道の里の隠れ支部みたいなところ(隠れてはいないのだけど、別に法人や事務所があるわけじゃないので^w^)。

私が「姫さま」と呼ぶご婦人たちがおられます。

草薙龍瞬にとってはお友だちであり、

仏道を学び実践する道の友でもあります。

ちょっとグルメ仲間?みたいな感じにもなりつつあるかも?


22日は、みなで料亭「与左衛門(よざえもん)」に行きました。

料亭といっても、東京の人がイメージするような豪壮なお店ではなく、

山の中の古い民家にて、とある青年がひとりで切り盛りしている和食のお店です。

この青年は、コース料理をお客さんに提供しながら、書とか詩のようなものを嗜[たしな]んで、お店に展示したりしています。

今回は、「姫さま」5名と私に、「思いついた一字を言ってください、それを書に書きます!」と言ってきました。

みなそれぞれに思い浮かんだ字を伝えます。

それを聞いて、アタマに出てきた書を、色紙に書いてプレゼントするという趣向。

(毎回思うのだけど、この青年のフットワークの軽さは見習いたいものです(笑)。私なんぞは、漫画のサマネンひとつ書くにも、線一本が不本意で十回くらい書き直したり、そのくせ出来たものはあまり変わらなかったり……。)

私は、「念」の一字を書いてもらいました。

慈しみを想うときも、

心の汚れを吹き消し流すときも、

業を抱えたひとと向き合うときも、

法事で経にのせて想いを送るときも、

「念」(心の強さ・思いを送る力)が必要になります。

いうなれば、この命の、この人生における使い道の土台。それが「念」。

そして、毎回ありがたくいただく、名料理の数々(名前わかりません~~~(笑)。冷やしうどんの若鶏の竜田揚げ添えとか、ご飯にやわらか牛肉を乗せた鰹だし汁のお茶漬けみたいな??)。

今回の旅だけでも、ひつまぶしとか、カルパッチョとか、てんむすとか、あまごとか、新しいことばが出てきました(私にとっては新しいのです!)。


一泊させてもらって、翌日23日には、酵素風呂と酵素ドリンクをあつかっているお店を訪問しました。

そこで、ほんの少しだけ、お経を読む機会を授かりました。

最近は、言葉ではなく、ただ経の声を届ける機会も増えてきました。

読経というのは、理屈じゃない。意味がわかる必要はなかったりする。

ときには、ひとの深き業を打ち払う、烈しい念を送ることもあるし、

相手の悲を感じ取りながら、寄り添うように贈る経もあります。

先立っていった命の安らぎ、そして残された命のこれからのしあわせを念じることもあります。

そのときそのときで、声の色、抑揚、高さ低さ、経の順序もちがうし、

全体の流れも違ってきます。その場にいるひとたちの心の状態によっても変わってくる。

これもまた、芸術などと同じような、創造の瞬間なのかもしれない。法事というのは、本当はすごく創造的。そしている人の心が動くもの。何かが残るもの――。

うまく念が届いたとき、というか、心が共鳴できたとき、その場のひとたちが想いを共有しているときなどは、

ほんとに念ひとつ、経の声ひとつで、その場の空気が、色を変えるようにみごとに塗り変わります。

ちょっとでも、何か心に善き変化、浄化が生まれてくれたらさいわい^v^。


最近させていただいた法事について、メールでご感想をいただいたのだけど、こちらの念が届いた様子で、よかったと思いました。

法事は、ほんとに大切。心を浄化するため、とらわれを手放すためでもあるし、

先立っていった命とのつながりを改めて創り出す場であり、

これからどのように故人と自分とがつながって生きていくか、

故人にどのような想いを向け、あるいは故人をどのような姿でこの胸にとどめ、

どんな思いを向ければよいのか、を改めて覚悟する機会でもあります。

こういう機会がどんどん増えてくればよいと思う。
何かに目が覚める可能性として――。

みなさん、法事にぜひ呼んでください。新しい可能性が生まれつつあります。

お土産として、酵素飲料なるものをいただきました。

要は体内の酵素を活性化させる触媒としての意味があるらしい。これから毎日飲んで、心と体の浄化につとめたいと思います(笑)


新しい出会い・ご縁がこうして広がっていくことは、幸いだ。

「わたしの葬儀の予約を」という話も出てきたのだけど^^、

できれば、みんなが私よりも長生きしてほしいなあ――、

と心の内で思っていた。

ひとを失うのは、やっぱりさみしく悲しいからね。

できれば、わたしにとって大事なひとたちがこの世に生きてくれているという安心・安らぎの中で、命閉じられたら、と思うでしょう?

ほんと、長生きしてください。すこやかに、今のまま元気で、仲よく――。


生きてある間の悲しみは、どうしたって避けられないものであることは確か――。

ならばどうしようか――

悲しみを感じたら、それと同じぶんだけの喜びがあるからその悲しみを感じるのだ、と、

だから、なんとか悲しみに沈みこむことなく、共に生きた喜びを、

どんどん、ますます思い返して、悲しみ混じり喜び混じりの涙を流そう

――そう考えることにしよう。


最近、ひとを見送る機会に遭遇することが増えてきた。

私自身も見送る側に立つのか、あるいはそして見送られる側に立つのか――

いずれにしても、この命は、喜びを忘れずに、まっとうするぞ、と念じつつ。

お土産の酵素ドリンクと、贈っていただいた愛らしい、明るい葉色の盆栽をかかえて、

てくてくと鈍行を乗り継いで、夜の東京に帰ってきたのでした。


生きとし生けるものが幸せであるように――

とても意義深く、心に残る夏の幸先[さいさき]となった。

今年の夏はよい夏にしたい。
頑張ります。

よき夏を!