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インド・ダンマツアー2015旅の記録1 旅の始まり

インド・ダンマツアー2015旅の記録1
旅の始まり
1月21日(水)

 飛行機はヒマラヤ山脈の南を、ちょうどガンジス河の真上を飛んでいた。白銀きらめく峰々が窓の遠くに雄大に列をなして見える。ここに来る途中、中国南部からミャンマー北部にわたるまで峻険な山脈を越えてきた。ルートはまるで違うものの、あの山々を7世紀の玄奘さながらに馬と徒歩で旅したらどれほど険しい旅になるかと想像していた。

 ニューデリーのインディラ・ガンディー国際空港に到着した。さあここからがインドである。両替して外に出ると、顔立ちも肌色も濃く深い異国の人間がわんさと待ち構えていた。数人の男たちが近づいてきた。ホテル名を確認しないまま我々のバッグを取って歩き始める。ホテルの送迎だと思ってついて行ったら別のホテルに連れて行かれたというのは、よくある話。キャブに乗る前に名刺をもらい、予約先のスタッフだとなんとか確認できた。だがそのときには今回のツアー参加者三名が後ろの車に連れていかれていた。いきなり離れ離れである。「大丈夫かなぁ?」と思いつつ車に乗り込む。

 オレンジの外灯の中、車とタクシーとオートリクシャ―とバイクとが、信号のほとんどない道をホーンを鳴らし互いを牽制しながらわれ先にと激しく走る。しょっぱなから喧騒と無秩序の異世界に突入である。後ろの3人は無事ついてきているのだろうか。インドの道路は左側通行(イギリスに倣った点は日本と同じ)だが、やにわ道路の右端を思いっきり「逆走」し始めた。前方から車が突っ込んでくる。そのレーンを真っ向から突き進んで行く。そのまま妖しい繁華街を思わせるけばけばしい赤やピンクのネオンが乱舞する一角へ突入。ここはどこだと思ったが、ネオンはみなホテルの看板だった。路地の奥に今日宿泊するホテルの看板を発見。

 もう一台に分乗した三名も無事合流。地下のレストランに集合してチャイを飲んだ。ツアーの日程を簡単に確認して就寝。と思ったら急に、ビートの利いた音楽が間近で鳴り響き始めた。ディスコも経営しているのかと思うくらいの大音量。外を見てみると、表通りにスピーカーを載せた車と若者が二名。ホテルマネジャーに伝えて音を止めさせる。

部屋には一応ACはあったが暖房機能はなし。インドで「ACつきの部屋」を予約してもあまり意味はないということだろうか。蛇口をひねっても温水が出ないのでそのまま寝ることにした。

ともあれこうしてインドでの濃く烈しい旅が始まったのであった。