仏教講座スケジュール

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全国行脚、無事終了です

こんにちは、草薙龍瞬です。

夏の全国行脚、おかげさまで無事終了できました――。

今回は、埼玉、栃木への訪問&同地での法事に始まって、
東北仙台から、岩手、秋田、山形、
お盆前後の東京近郊訪問を経て、
8月下旬の名古屋、三重入りののち、東京に戻ってきたのでした。

たくさんの出会いをさずかりました。想像以上に実り多き旅となりました。

ほんとは、熊野に入って、吉野山を抜け、奈良公園で鹿さんと和む予定だったのです^^。

でも実際に旅してみると、ひととの出会いがたくさんあって、ある意味〝おなか満腹〟になりました。

やはり訪れる先に〝ひと〟がいないと面白くありません。ただ場所をめぐるだけの旅は、もうこの身には必要ないんだなあと感じました。

かつて二〇代の頃は、半ば現実から逃げるように、列車で、自転車で、思いつくかぎりの場所を旅していたものです。

 特に夏は、全国の花火大会めぐりに出かけて、その土地土地のひとにまぎれて、闇に一瞬またたいては消えていく色とりどりの火と光の踊りに、ひとり切なく涙するという、なんともおセンチな(それだけ切羽詰まっていたのでしょう(笑))旅をひとり続けていたのでした。

その頃は、見知らぬ土地を旅して、その場所で暮らしたときの〝もうひとつの人生〟を想い、自分が抱え込んでしまった現実をほんの一瞬忘れて心慰撫されるというのが、安らぎだったのでしょう。

でも今は、もうどこにも逃げる必要なんてありません。ある意味〝抜けて〟しまった身の上なので、もはやこの身この心のまま、ただ人々と出会って、ひとときを過ごして、その地にわたる風や暮しの雰囲気を感じるだけで、もう十分です。

もちろん、仏教というひとつの思想をお役に立てることが、何より大切なこと、この命の本懐です。


◎私たちは、当たり前のことですが、ここから先も生きていかねばなりません。

鳥が空を飛び続けるように、川が大地を流れ続けるように、

命つづくかぎり、生きていく。それが当たり前の前提。

だとすれば、きちんと「納得」が残るように。

振り返ったときに、生きてきたことの意味を、確かめられるように。

その意味とは、もちろん後悔とか罪の意識とか怒りといった思いではなく、

そうした〝心の履歴〟とはまた別のところに感じられる、よく生きたという「納得」であってほしい(あるべきだ)と私は思うのです。

そういう納得が最後に残るような「生き方」を、ここから始めようではありませんか。

今回の旅で巡り合った方々も、そしてこれまで関わって下さった方々も、これから出会うだろう人たちも、

みなそれぞれが〝ひとつの道〟を生きています。

そうした〝道〟を確かめ合い、ときに励まし合って、同じ時代を生きていけたら、これほど素晴らしいことはないでしょう。

そういう関わりを私は育てていきたいと感じています。

生きて参りましょう。
草薙龍瞬御礼