仏教講座スケジュール

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出家、日本をゆく 8月25日能登川から福崎へ


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興道の里2018No.44
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こんにちは、草薙龍瞬です。
今週末の沖縄入りで、今年の全国行脚も終了です。

旅先で出会った方々・お世話下さった方々、そして
興道の里の活動を支えて下さっている皆様に、感謝申し上げます。

ただいま、全国行脚の記録「出家、日本をゆく」をまとめている途中です。

今回は、その一部抜粋――おすそわけ――です。

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8月25日(土) 

能登川から、いざ兵庫・福崎へ 光のなかを潜り抜けるのは、いつも楽しい

姫路から播但線で、正午すぎに福崎着。想像したことのない未知の土地にも、ひとは暮らしている。Sご夫妻に一年ぶりに再会。

 民俗学者・柳田國男の生家をのぞく。とても小さな日本家屋。家屋を擁する公園には、いろんな妖怪のオブジェが散在。かなりリアルでグロテスク。妖怪造形コンテストを開いて、入選した作品を野ざらしで展示している。

 福崎町は、ゆるキャラの向こうを張るリアルバージョンの妖怪をご当地名物にする意向らしい。福崎駅前のかなり精巧な河童に始まって、カエルの妖怪とか、天狗とか、巨大豚の家族とか。

いきなりこんな河童がお出迎え
池の河童さんと対面

福崎町にはいろんな妖怪が生息している(笑)。
3.5キロを歩くのはきつい。サイクリングコースにするとよいのでは? 記念公園内には河童と泳げるプールまたは町営の健康ランドを。成功間違いなし!



 柳田國男は、近所の庄屋・三木家に11歳のときに一年預けられたという。その蔵で、三木家の歴代当主が集めた膨大な書物を見つけて、手あたり次第濫読したとか。

 いわば三木家の学芸好きの血筋が、柳田の人生における土壌となったという次第。三木家が書物を蒐集していなければ、柳田の好奇心が触発されることはなかったかもしれず、民俗学の域に結晶することもなかったかもしれない。

 柳田が三木家に預けられたのは、因縁による偶然。そこで柳田が心に取り込んだのは、三木家の善業である。業というのは、負の面だけでなく、正の部分もある。

 子供の好奇心は、だからこそ大事にしないといけない。意識が向くということ自体が、僥倖(幸いなる因縁)なのである。そのときに良質の体験をさせてあげられるか。その最初の興味に、心地よく打って返せる人間・知識・物・経験を、目の前に差し出せるかどうか。

 興味は一瞬で消えてしまう。だからこそ、快の反応を体験してもらって、結生させて、善き業へとつなげていくのが、大人たちが務めるべき本来の道すじなのだろう。